【食洗機VS手洗い】結局お得なのはどっち?食洗機のメリット・デメリット解説!|家づくりコラム・ブログ|いえとち本舗のイエテラス | 東広島・江田島・安芸高田で月4万円で叶う新築住宅

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【食洗機VS手洗い】結局お得なのはどっち?食洗機のメリット・デメリット解説!



本日のテーマは『食洗機』。
食洗機設置に迷われている方はいませんか?
食洗機といえば家事の負担を軽減してくれることがとても魅力的ですが、
水道代で見ると手洗いの方が安いのでは?と思われる方もいらっしゃると思います。
本日は食洗機のメリット・デメリットをまとめましたので、ぜひ参考にしてください♪

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目次
  1. 食洗機の種類
  2. 食洗機NGな食器に注意
  3. 食洗機と手洗いどっちが安い?
  4. 食洗機のメリット
    2-1 高温洗浄と乾燥機能
    2-2   家事負担を軽減
    2-3 キッチンがキレイに保てる
    2-4 手荒れを防げる
  5. 食洗機のデメリット
    3-1 食器の入れ方が難しい
    3-2 洗浄音がうるさい
    3-3 専用洗剤が必要かつ洗えない食器がある
    3-4 設置場所が必要
  6. まとめ
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食洗機の種類

まずは食洗機と言っても様々なタイプがあるので、一通り見ていきましょう。
食洗機の種類は大きく2つに分けられます。


①置き型(卓上、据え置きと呼ばれるタイプ)



このタイプは食洗機と繋ぐための分岐水栓やコンセントが必要となる場合もありますが、タンク式で工事が必要のない商品もあり、賃貸でも設置できます。サイズもコンパクトなものがあるので、一人暮らしにもおすすめです。



②ビルトイン型



このタイプは最初からキッチンに組み込まれていて、置き型のように場所を取ることがありません。キッチンをすっきりさせたい方におすすめです。
容量も浅型と深型があり、家族の人数や持っている食器の大きさに合わせてどちらかを選べます。ビルトイン型は設置するとなると大きな工事が必要となる場合があります。
キッチンが食洗機を後付けできない場合、キッチン自体をリフォームする必要があります。


 

食洗機NGな食器に注意


非常に便利な食洗機ですが、実は洗えないものも多くあるんです。
入れてしまいがちな悪い例をいくつか紹介します。


・木製の食器



箸も要注意。
ひび割れや塗装が剥げる原因になります。




・高級食器



金や銀が使われている食器やカトラリーはNG。
金箔の装飾もダメです。せっかく美しい食器も変色してしまいます。




・プラスチック製のタッパー



パッキンがついているタッパーは特に洗うのが面倒ですし、食洗機に入れたいところですが、プラスチックは熱に弱いため高温のお湯で洗浄する食洗機に入れると変形する可能性も。



その他、包丁やお弁当でよく使うシリコンカップなども注意。
これは食洗機が高温洗浄を行う際に、水の勢いで吹き飛ばされる可能性があるからです。
吹き飛ばされたものがヒーターカバーに落ちると、発煙したり焦げて異臭が出ることもあります。メーカーによってはそういった小物類や包丁を置ける専用の場所が備わっているものもあるのですが、危険なものは気をつけましょう。


また、食洗機はお手入れが大切です。食洗機を使用したら必ず掃除してほしいのが残菜フィルターです。これは食べカスなどをキャッチしてくれるフィルターとなっています。
食器についていた残菜がフィルターに残ったままで故障を引き起こしてしまったことも。食洗機使用後は必ず残菜フィルターを洗いましょう。手入れをしないとカビや臭いの原因となります。



 

食洗機と手洗いどっちが安い?



さて、いよいよ本題です。
まず食洗機で洗う場合、水道代と電気代がかかります。
一方、手洗いの場合は水道代とガス代がかかります。
※お湯を全く使わない方もいらっしゃると思いますが、
冬の食器洗いや油汚れのひどい洗い物や漬け置きでお湯を使うことを考えます。


いえとち本舗東広島店で採用してる食洗器、
リンナイの「RKM-404Aシリーズ」で見てみましょう。


このシリーズの商品では手洗いに比べ年間約13,400円も水道・光熱費の節約になっています。

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※1回あたりの経費
●手洗い:洗い桶に40℃のお湯10リットルをためて洗った後、毎分6リットル・9.7分間すすぎ洗いした場合。算出基準料金(税込) ○水道料金:132円/m3 ○下水道使用料:116円/m3〔日本電機工業会調べ〕 ○電気代:27円/kWh〔家電公取協調べ〕 ○ガス代:都市ガス153円/m3 ◯食洗機用洗剤代:408円/1箱(600g) ○洗剤代:215円/395ml〔総務省小売物価統計調査より〕(2014年12月現在) 1日2回使用した場合の365日で算出。

参照:https://www.rinnai.co.jp/releases/2014/1219/ 
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食洗機は電気代もかかるので手洗いとここまで費用の差が出るとは驚きです!
それではなぜ手洗いより食洗器が安いのか、その理由を見ていきます!


①少ない水で効率よく洗浄
食洗機内に溜めたお湯を循環させて洗い・すすぎを行うので水道代は大幅に節約されます。
高温の水が噴射されてまんべんなく食器の汚れを落とすので効率的で使用する水の量も少なく済みます。



②ガス代が大きい
手洗いでお湯を使うと水がお湯になるまでにかかるガス代が食洗機で消費される電気代よりも高くついているんです。



 

食洗機のメリット


手洗いより食洗機の方が水道代や光熱費が安いことが分かりましたね。
食洗機のメリットはそれだけではありません。


 

1 高温洗浄と乾燥機能

食洗機は高温の水で食器を洗うため、油汚れも手を汚すことなくきれいになります。
高温の水が雑菌を除菌してくれるので衛生的なのも嬉しい点です。洗ったあとは乾燥まで行ってくれるので食器を拭く手間が省けます。食器が少ない時は乾燥機能のみの使用もできるので便利です。


 

2 家事負担を軽減

食洗機を使用することで洗う手間、拭く手間が省けるので家事の負担の軽減に。
家族の人数が多いほど食器の数も増えるので大きな時短になります。


 

3 キッチンがきれいに保てる

洗った食器はキッチンの上に水切りかごなどを置いて乾かす家庭も多いのではないでしょうか。キッチンの上に置いておくとどうしてもごちゃごちゃして見えてしまいますが、食洗機があれば食器の仮置き場としても活用できるので、キッチンの上をきれいに保てます。


 

4 手荒れを防げる

食器洗いによる手荒れに悩まされている方も多いのでは?食洗機に入れておけば洗剤で手が荒れるのを防ぐこともできます。特にお湯を使用する冬場は手が荒れやすいので、全自動機能は手荒れに悩まされている方には嬉しいですね。



 

食洗機のデメリット


 

1 食器の入れ方が難しい

慣れないうちは食器を食洗機の中で配置するのが難しいかもしれません。
食器を置く向きを間違えると、茶碗の裏側などに水が溜まり乾燥できていない状況になってしまいます。また洗う食器の量が多い場合は上手に入れていかないと全ての食器が入りきらないなんてことも。


 

2 洗浄音がうるさい

寝る前に食洗機を回して朝乾いている状態にしたいという方は、寝ている間の食洗機の洗浄音が気になるかもしれません。日中の使用ではさほど音は気になりませんし、静音タイプの商品を出しているメーカーもあります。夜間に食洗機を使いたい方は洗浄音にも注目して食洗機を選ぶのがおすすめです。



 

3 専用洗剤が必要かつ洗えない食器がある

食洗機には食洗機専用の洗剤が必要です。液体、粉末、タブレットタイプなど種類も様々ですので、使いやすいものを選びましょう。洗えない食器については先ほど解説した通りですが、新しい食器を購入したら食洗器の利用ができるかしっかり確認を忘れないようにしましょう。



 

4 設置場所が必要

キッチンに食洗機が内蔵されているビルトイン型でない場合は置き型の食洗機となりますが、4~6人分の食器を洗うものだと大きさも横幅が50センチ以上になり、それだけのスペースも必要です。キッチンの水栓と繋ぐタイプとなると水栓近くのシンクに置くことが多いですが、料理の作業スペースが狭くなってしまいます。メーカーによってはスリムなタイプやドアの開き方が上に開いたり前開きだったり種類もあるので、購入前に置き場をよく検討しましょう。置き場がないからと小さな容量の食洗機にすると、結局手洗いする食器もあり、水道代や光熱費の節約にならないなんてこともあり得ます。



 

まとめ

光熱費や水道代の費用で見ると食洗機が手洗いよりお得で、なおかつ家事負担を軽減してくれる便利な設備だということが分かりました。
家事負担を軽減することで少しでも家族との時間や自分のための時間が増えると嬉しいですよね。食洗機の設置は家族構成や生活スタイルを含めて検討してみましょう。