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カーポートって必要?メリット・デメリット分かりやすく解説!
外構工事でカーポートを設置するかどうか迷っていませんか?
大切な車を雨から守りたいけど実際費用の面で検討しますよね…。
また雨から車を守るためにという理由くらいしか、
カーポートを設置する理由が思い浮かばない人もいるのでは?
今日はメリット・デメリット両方の面からカーポートの必要性について解説していきます!
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目次
- カーポートのメリット
- 雨や紫外線から車を守ってくれる
- BBQやプール遊びの日差し対策になる
- 雨の日に車の乗り降りで濡れにくい - カーポートのデメリット
- 車のサイズ制限がある
- 家の外観に合わない場合がある
- 外観に開放感がなくなる
- 台風や積雪で倒壊の恐れがある - カーポートの金額相場は?
- カーポートで固定資産税が上がる?
- まとめ
カーポートのメリット
雨や紫外線から車を守ってくれる
まずはカーポートを設置する理由の1番といったらこれではないでしょうか。
昔と比べて車の塗装の品質が上がり、目に見えて剥げたり劣化したりすることは少なくなったようですが、雨や紫外線は車へかなりのダメージを与えているそう。
雨は錆になったり、紫外線は塗装だけでなくタイヤなどのゴムの部分も劣化させてしまうようです。また、夏場は車内の温度がかなり高くなり、冷房をしばらく効かせないと乗れないなんてこともありますが、カーポートがある分暑さも軽減されます。
私個人的には、黄砂や鳥の糞から車を守れるのも嬉しい点です。
洗車しても黄砂で汚れてしまう繰り返しの為、カーポートがあればな~と感じることもあります。車を長くキレイに乗り続けたい人にカーポートはおすすめです。
BBQやプール遊びの日差し対策になる
カーポートと言えば車のためだけにあるように思いますが、夏場の日よけにもぴったり!
直射日光を避けながらカーポートの下で子どもを水遊びさせたり、BBQしたりして楽しむことができます。ただしBBQのコンロから出る煙や熱はカーポートに当たるとあまりよくないので、なるべくカーポートの真下を避けて置きましょう。
雨の日に車の乗り降りで濡れにくい
小さな子どもがいると子どもを乗せたり降ろしたりする時や大きな荷物で手が塞がっていたりすると傘が差せず雨に濡れてしまうことがありますが、カーポートがあると傘を差さずに済みます。車の中も濡れないので拭く手間も省けるのが嬉しいですね。
カーポートのデメリット
車のサイズ制限がある
これはカーポート設置後に車を大きなものに買い替えた時、カーポートから車体がはみ出してしまう可能性があるということです。
サイズだけでなく将来的に車の台数が増える可能性も考えた上で設置を検討したいですね。
家の外観に合わない場合がある
せっかくかっこいい外観なのにカーポートで隠れてしまったり、カーポートのデザインが合わなかったりすることもよくあります。
デザイン性の高いものはそれなりの金額になるので、価格の低いものを選んで失敗したなんて体験談もあります。
外観に開放感がなくなる
駐車場が家の正面にある場合、カーポートを設置することで外観が隠れ開放感がなくなる可能性もあります。カーポート自体、存在感があるので家の外観を損ないたくないという人にはデザイン性の高いカーポートをおすすめします。
台風や積雪で倒壊の恐れがある
大きな台風が来るとカーポートの屋根が吹き飛ばされる映像をニュースで見たことがあります。雪がよく降る地域では積もった雪の重さに耐えきれずカーポートが傾いたり、倒壊したりする被害も。また、カーポートに積もった雪がお隣のお家に流れ落ちたことでご近所トラブルが起きたなんてこともあるようです。本来カーポートは雪の重みで倒壊しないよう雪が落ちるように敢えて傾斜がついています。カーポートの設置場所にも注意したいですね。
カーポートの金額相場は?
カーポートの金額は、駐車する車の台数と材質によって変わってきます。
台風や積雪に対応するタイプの物なら金額も高くなります。
積雪の心配がない地域でコストの抑えたい方は、
「ポリカーボネート(ポリカ)」と呼ばれる素材を屋根に使用したものがおすすめです。
カーポートでは定番の素材で、このカーポートのお家をよく見かけます。
価格は1・2台用で10万円~40万円程です。
台風や積雪に対応したより頑丈なカーポートが良い方は、
「ガルバリウム鋼板」を使用したカーポートをおすすめします。
柱や屋根の梁の数が多いのが特徴です。
見た目もポリカのカーポートに比べてスタイリッシュなものが多いように思います。
積雪に特化したもの、風圧に特化したものとメーカーでいろんなタイプのものがあるので、地域によって選ぶのがよいですね。
金額は1・2台用で30万円~90万円程です。
最後にとにかくデザイン性を重視したい方におすすめのカーポートを2つ紹介します。
・LIXILの「カーポートSC」
インスタグラムでおしゃれな戸建を探すとよく採用されているカーポートです。
デザインは非常にシンプル。屋根に梁がなく、一枚の板のような構造です。
どんな外観にでも合うデザインが目を惹くカーポートです。
価格はおよそ50万円~
・三協アルミの「M.シェードII」
こちらは実物を見たことがあるのですが、このカーポートがあるだけで
お家の外観が格段にかっこよくなります。カーポートというよりは住居の
一部のような美しいデザインです。
価格はおよそ62.5万円~
カーポートで固定資産税あがる?
結論からいうと、基本的にカーポートは固定資産税の対象外です。
ただ、ガレージのようなタイプのカーポートは固定資産税の対象となる可能性があります。
課税対象となる建物には以下の条件があります。
・外気分断性
屋根があり周囲を3方向以上を耐久性のある壁で囲まれている建物のこと。
・土地への定着性
基礎などで土地に埋め込まれているて簡単に移動できない建物のこと。
コンテナや物置などのただ地面に置いただけのものは当てはまりません。
小さな物置でもコンクリートの基礎を造って設置しているものは当てはまります。
・用途性
居住、作業、貯蔵といった家屋本来の目的があり、利用できる状態にある建物のこと。
この3つの条件全てに当てはまると固定資産税の対象となる「家屋」と判断されます。
一般的なカーポートは「土地への定着性」、「用途性」この2つに当てはまりますが、壁はないので「外気分断性」には当てはまりません。
ガレージは車が出入りする箇所を除く3方向が壁で囲まれているので、上記3つの条件に全て当てはまり、固定資産税の対象となるのです。
まとめ
カーポート設置で悩まれている方の参考になれば幸いです。
カーポートといっても素材やサイズ、金額と種類が様々ですので、カーポートを設置したい目的に合わせて選ぶのがおすすめです♪