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建物・家づくり
自分に合う間取りを知りたい!間取り選びのポイント8選!
家づくりに興味を持ち始め色んな間取りを調べたものの…どんな間取りが自分に合っているかわからなくなった経験ありませんか!?単純に広い・狭いだけでなく、使いやすい家事動線か、落ち着いて過ごせるレイアウトかなど、チェックすべきポイントがたくさんあります。結婚や出産、お子さんの成長などライフスタイルの変化も対応できる間取りにしたい!と考えてみるものの…どのような間取りにすれよいかうまくイメージができず答えが出ない人も多いはず。今回は自分に合った家の間取りを決める時のポイントをそれぞれ比較していきます!ぜひ間取り選びの参考にしてください♪
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【目次】
①『吹き抜けあり』or『吹き抜けなし』
②『リビングイン階段』or『リビングら独立した階段』
③『リビングに隣接した和室・畳コーナー』or『リビングから独立した和室』
④『片開きドア』or『引き戸』
⑤『1WAYキッチン』or『2WAYキッチン』
⑥『対面式キッチン』or『独立型キッチン』
⑦『1人1部屋の子供部屋』or『将来間仕切りできる子ども部屋』
⑧『ウォークインクローゼット』or『壁面クローゼット』
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①『吹き抜けあり』
天井の一部、または全体的に吹き抜けがあると開放感が生まれ、高い位置にある窓からの日差しで明るさも得られます。隣の住宅との距離が近く通常の窓では1階部分への採光が難しい場合や、南側から採光するのが難しい向きの家などでも吹き抜けを作ることで2階部分から日光を取り入れられ、部屋を明るくすることができます。上下の階が繋がるため2階の様子がよく分かるようになり、家族のコミュニケーションが取りやすくなります。
①『吹き抜けなし』
吹き抜けのないリビングは、冷暖房の効率が良く、テレビの音や話し声、料理の匂いが2階に回りにくいメリットがあります。高い位置に窓がないので照明器具の交換が自分でしやすく、高所用の掃除器具購入や専門の業者に掃除を依頼する必要がありません。
②『リビングイン階段』
リビングの中に階段があることで、帰宅して上の階にある個室へ行くには、玄関からリビングを通って行くことになります。家族が自然に顔を合わせてコミュニケーションが取れ、何かあった時も声掛けしやすい間取りです。
②『リビングから独立した階段』
玄関ホールや廊下に階段があると2階の個室がリビングから独立しているので、来客中でも気兼ねなく過ごしやすい間取りです。来客の多い家、家族の生活時間帯が違う家に向いています。
③『リビングに隣接した和室・畳コーナー』
リビングから目の届く配置で和室を設ければ、子どもが遊ぶ様子を見守りながら家事ができるので安心です。大勢の人が集まる際の食事、洗濯物を畳む作業、昼寝をする時など色々な使い方ができます。引き戸を閉めればゲストルームとしても利用可能です。
③『リビングから独立した和室』
土地が狭い日本においてコタツを置けば居間に、布団を敷けば寝室になる和室は生活に寄り添った部屋として重宝します。現在の住宅事情においても、和室が一部屋あれば何かと安心です。リビングから独立した和室は宿泊客にくつろいでもらいやすく、将来、親と同居することになっても、独立感がある部屋の方がお互い気兼ねなく過ごせます。
④『片開きドア』
引き戸に比べてぴったりと閉まるため、音や光が漏れにくく個室や寝室に向いています。リビングに隣接していても、片開きドアなら寝室や勉強部屋、書斎にしやすく、犬や猫を飼っている方はペットドアをつけられるというメリットも挙げられます。
④『引き戸』
高齢者や身体の弱い方、小さな子どもでも簡単に開け閉めできるところが大きな魅力です。戸を真横にスライドさせるだけなので、デッドスペースが少なく、部屋を広く使えます。 スペースが狭いキッチンや洗面所はもちろん、人の行き来がある玄関では荷物の搬入もスムーズ。車いすやベビーカーなどを使う家庭では、とくに重宝するシステムです。壁の横幅いっぱいに連続した引き戸は、全開すると隣室と1つの空間に。リビングの横の部屋なら、開け放ってリビングを広く使うこともできます。
⑤『1WAYキッチン』
出入口が1カ所の1WAYキッチン。2WAYキッチンのように洗面室への出入口を確保する必要がないので、食器棚などを置けるスペースが多くなるのがメリット。汚れやすい流し台など料理をしているところが見えにくいので片付けが苦手な方にオススメです。
⑤『2WAYキッチン』
出入口が2カ所の2WAYキッチン。キッチンで料理をしながら洗濯やごみ捨てをするなど、複数の家事を並行して効率的に行なうことが可能です。仕切りやドアがない分、次の作業への移動もスムーズにできます。
⑥『対面式キッチン』
リビングやダイニングを見渡せる対面式キッチン。料理や片付けをしながら子どもを見守るなど家族や来客とコミニュケーションしやすい。独立型に比べて解放感も大きいのがメリットです。
⑥『独立型キッチン』
出入口以外を壁に囲まれた独立型キッチンは、誰にも邪魔されず料理に集中できます。リビングやダイニングに生活感を出したくない人向き。
⑦『1人1部屋の子供部屋』
子どもが大きい場合や男女のきょうだいの場合、最初から個室にすれば後から仕切る手間やコストも不要です。子どもが小さい頃は寝る部屋と遊ぶ部屋で分けて使うのもオススメです。
⑦『将来間仕切りできる子ども部屋』
子どもの性別が同じ場合やきょうだいが3人以上の場合、小さい頃は空間を区切らずに広々とした1つの空間を子ども達で使用するのがオススメ。小さい頃や、子どもが何人になるかわからないうちは部屋を共有。広めの部屋は滑り台など大きな遊具が置けます。パーテーションや棚、カーテンなどを活用すれば、プライベート空間もしっかりと確保できます。仕切板を設置することを想定して設計すれば後から壁を設けることも可能です。
⑧『ウォークインクローゼット』
衣類だけでなく、バッグやスーツケース等、かさばる物も収納しやすいウォーキングクローゼット。広めのタイプなら、全ての洋服を収納できて衣替えの手間が省け、収納としてだけでなく身支度もそこでできてしまいます。
⑧『壁面クローゼット』
空間すべてを収納に使えるので、床面積あたりの収納効率が高く、フルオープンにすると中のものが一目で把握でき、出し入れが簡単で整理しやすいのが特長。お部屋を広くとりたい方にオススメです。
部屋の配置や広さ、どうやって間仕切りを作るかなどちょっとしたことで部屋の使い方、居心地に「差」が出てきます。流行を取り入れてみたけれど、何か動きにくかったり、使いにくいスペースがあったりと不満が生まれることもしばしば。そうならない為にもまずは自分や家族のニーズをきちんと見定めることが重要です。今の住宅の好きなところ、不満に感じているところ、自分のたちの目の前の生活を見直すことでどのような暮らしをする家を建てたいのか情報を整理してみましょう。自分の生活スタイルを考えて新しい住宅での暮らしをイメージしながらモデルハウスを見ることで、自分や家族に合った間取りがわかってきます。