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民間ローンとフラット35の違いが分かりますか??



民間ローンとフラット35ってなにが違うの??
住宅ローンを選ぶ時、いろんな選択肢があって迷いますよね。
多くの人がまず民間ローンかフラット35かこの2択から選択すると思います!
それぞれにメリット・デメリットがあります。
自分に合った住宅ローンを選ぶことで無理のない返済計画を立てましょう♪


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目次

  1. フラット35ってどんなローン?
  2. 民間ローンってどんなローン
  3. ローンを比較してみよう!
    3-1.フラット35のメリット
    3-2.フラット35のデメリット
    3-4.民間ローンのメリット
    3-5.民間ローンのデメリット
  4. 審査の厳しさには違いがあるの?
  5. 結局どっちのローンがお得なの?
  6. まとめ
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フラット35ってどんなローン?

「フラット35」は住宅支援機構が民間の金融機関と協力して誕生した住宅ローンです。
2003年に誕生したので割と新しいローンなんです。

取り扱っている窓口は銀行や信用金庫、信用組合、ノンバンクなど幅広くあります。
フラット35は返済がスタートした時から返済が終わるまでの金利と総返済額が確定します。

つまり全期間固定金利型で、金利変動がないのが安心のローンです!

フラット35の金利は窓口になる金融機関によって異なるので、それぞれの金融機関に確認しましょう。

 

フラット35にもいくつか種類があるんです。
代表的なものは次の通り↓


●フラット35S
フラット35の条件に加えて、バリアフリー性や省エネルギー性などの条件を満たす住宅を取得する場合に当初5年間または10年間の金利が0.25%引き下げられる。

 

●フラット35子育て支援型
子育て支援に積極的な地方公共団体のマイホーム取得者に対する財政的支援とセットで、フラット35の当初5年間の借入金利を年0.25%引き下げる制度。

 

●フラット20
フラット35を利用する人のうち、借入期間が15年~20年以下の人に「自動的に」適用される、優遇金利の住宅ローン。フラット35Sを利用することでさらに借入金利が一定期間引き下げられる。

 

民間ローンってどんなローン?




銀行、信用金庫、信用組合、ノンバンク、保険会社などが扱っている、フラット35以外の住宅ローンが民間ローンです。
銀行ローンとも呼ばれます。

フラット35は全返済期間の金利が決まっているタイプのみだったのに対して、民間ローンでは様々なローンのタイプがあるんです。

フラット35と同じような金利が長期固定型のローンもあれば、金利を固定する期間を選べる固定期間選択型などもあります。
自分に合った返済方法を選択できるのが魅力ですね!

 

金利を比較してみよう

フラット35のメリット

◆急な金利上昇の心配なし!
先程もお話したように、フラット35は最初に決まった金利が変わることはありません。
※借り入れから5年もしくは10年が経った時点で金利を変更できる2段階固定のタイプもあり。
急な金利の上昇のリスクがないので、返済計画が立てやすいです。


◆自営業でも借りやすい
通常民間の金融機関では、住宅ローン審査の時に住宅ローンを借りたい人の所得を2年~3年さかのぼって調べます。
自営業だと業績が安定してないなどといった理由でも返済能力が低いとみなされ、審査が通らない…ということも。
フラット35では、基本的に1年間の返済額が年収に占める割合で利用できる条件が決まります。
審査の時も民間の金融機関より低い金利で計算されるので、民間ローンが借りれなかった人でも借りやすいのが魅力です。
つまり正社員じゃない人でも審査に通る可能性があるんです!


◆ローン保証料・繰上返済手数料が無料
ローン保証料とは、住宅ローンの利用者が住宅ローンを返済できなくなった時に、保証会社に代わりに返済してもらうための費用です。
保証会社に連帯保証人になってもらうための契約金のようなものですね。
フラット35はこのローン保証料と繰上返済の時にかかる手数料が必要ありません!


◆団体信用生命保険に加入しなくても借りられる
団体信用生命保険(団信)とは、住宅ローンの契約者が事故や病気などで重い障害を患ってしまった時に、ローンの残高相当が保障してもらえる保険です。
団信に加入しておけば、万が一の時に保険金で住宅ローンの残りを支払えるので、家族も安心です。
民間ローンでは団信への加入が絶対です。
つまり元々の持病などで団信に加入ができない場合、住宅ローンも借りられないということになります。
団信がネックで民間ローンを借りられない人にとって、団信への加入が任意であるフラット35は嬉しい存在です!

★メリットまとめ

  • 全期間固定金利の為、金利変動のリスクがない。
  • 返済額が分かっているので資金計画を立てやすい。
  • 自営業の人でも借りやすい。
  • 保証料・繰上返済手数料がかからない。
  • 団信に加入しなくても借りられる。


 

フラット35のデメリット

◆低金利の恩恵を受けられない



民間ローンに比べてフラット35は借入開始時の金利が高めです。
また、途中で金利が大きく下がっても、最初に決まった金利から下がることはないので、もったいない気持ちになります…。


◆融資手数料がかかる
ローン保証料は不要なフラット35ですが、融資手数料が必要です。
手数料は金融機関や借り入れ額によって異なりますが、数万円程度~借り入れ額の2%ほどになることが一般的。
これは借入が始まる前の初期費用となるので、資金を準備しておかなくてはいけません。


◆繰上返済できる金額が最低100万円以上
資金に余裕が出来たときは、繰上返済をすることで返済期間を短くすることができますが、フラット35は最低100万円以上と高めの設定です。
こまめに繰上返済したい人にとっては大きなデメリットです。


◆借り入れができる住宅には条件がある
フラット35はどんな住宅でも利用できるわけではないんです。
住宅金融支援機構が定めた基準をクリアしなければいけません。
その基準とは、

住宅の規模、規格
耐熱構造
配管設備の点検
音の遮断構造

など、他にもあらゆる基準をクリアし、それを証明する物件検査も義務付けられているんです。


★デメリットまとめ

  • 低金利の恩恵を受けられない。
  • 借入時に高額な融資手数料がかかる場合がある。
  • 繰上返済できる額は(金融機関窓口で手続きの場合)100万円以上から。
  • 借り入れができる住宅に条件がある。



 

民間ローンのメリット

◆様々な金利タイプから自分に合ったものを選べる
フラット35は全ての返済期間の金利が決まったタイプしか選べませんでした。
民間ローンでは変動金利や固定期間選択型、固定金利などいったいくつかのタイプの中から選べるケースが多いです。
銀行独自の住宅ローンにも全期間固定金利型があり、中にはフラット35よりも低い金利を出しているところもあるようです。



◆金融機関独自の特典が受けられる
金融機関によっては住宅ローンを借りた人にお得なサービスを提供しているところもあるんですよ。

例えば
三菱UFJ銀行(「ネット専用住宅ローン 変動金利選択プラン」)では、
 

  • 三菱UFJ銀行のATM手数料が0円
  • 提携先コンビニATM手数料が優遇期間中3回まで0円家電購入特典
  • 他行振り込み手数料が優遇期間中3回まで0円
  • 出産前後6ヵ月以内の申し込みで適用金利から年0.2%優遇
  • リフォームローンの適用金利を年0.5%優遇
  • 引っ越し特典
  • ホームセキュリティ特典


こういった特典があるんです!
なんとなく地元の銀行を選びがちですが、こういった特典にも注目してみましょう♪


◆金融機関によって利用条件が変わる
民間ローンは金融機関によって利用条件が変わるので、住宅ローン審査の時にA社が審査落ちでも条件の違うB社なら審査が通ることもあります。
建物に関してもフラット35のように厳しい基準があるわけではないです。



◆繰上返済は1円からオッケー



民間ローンの多くは保証料や繰上返済手数料はかかりますが、繰上返済は1円から可能となっています。
預金の残高が一定以上になったら超えた金額を自動で繰上返済するサービスなどもあり、民間ローン利用者が返済しやすいサービスがどんどん登場してきています。


◆団体信用生命保険の種類が豊富
団信に加入が必須なので、万が一の時は住宅ローンの残高を保障してもらえます。
最近では、病気に対する保障だけでなく、リストラなどにあって収入がなくなった時のリスクに備えられるタイプの住宅ローンも開発されているようです。
住宅ローンを選ぶ時は、団信の内容にも注目して選ぶのも一つの手ですね。


★メリットまとめ

  • 様々な金利タイプから選ぶことができる。
  • 金融機関によって利用条件が変わる。
  • 銀行独自のサービスがついてくる場合がある。
  • 団体信用生命保険の種類が豊富であり保険料はローンに組み込まれる。
  • 1円から繰上返済できる。



 

民間ローンのデメリット

◆金利上昇のリスクがある



金利が上がれば返済額にももちろん影響が。
返済額が増え支払いが苦しくなる可能性があります。
金利は年に2回見直しされますが、返済額の変更は5年ごとに行われます。

ただ見直しされた後の返済額は、前回の金利の1.25倍までしか上がらないと決まっているので、返済額が一気に増えたりすることはありません。


◆団信に加入できなければ民間ローンを受けられない



持病があったり健康状態がよろしくないと、団信に加入できない可能性が。
さっきも少し話したように、民間ローンは団信の加入が必須なので、団信に加入できないとなると民間ローンを受けることは難しくなってしまいます。




★デメリット

  • 変動金利を選択した場合、金利上昇のリスクが伴う。
  • 団体信用生命保険の加入が借入の条件の一つであるため、健康状態によっては加入できずローンを組めない可能性がある。


 

審査の厳しさに違いはあるの??

 

●フラット35の場合
民間ローンに比べて審査は比較的審査が通りやすいです!

日本政府は日本の家が欧米に比べて住宅の寿命が短いことを問題としています。

そのため環境に優しく長く住める住宅を増やしたいと考えているので、収入の安定や雇用形態などの個人の信用より、建物の技術基準の方が重視されているんです。

技術基準レベルが高い家ほど、金利の優遇されたお得なプラン(フラット35Sなど)を選択できるようになります。

またメリットのひとつで話したように、フラット35は年収を基準に審査されるため、自営業で毎月の収入が不安定な方でも審査に通りやすくなっているのです!



●民間ローンの場合
フラット35と同様に建物の技術レベルも審査の対象となりますが、収入の安定度・年収・雇用形態・完済時の年齢など個人の信用の方が審査において重要視されます。

また先程述べたように、民間ローンでは団体信用生命保険の加入が必須であるため健康状態も考慮されます。
金融機関によって条件も違うので審査の厳しさは変わります。

金利の低い金融機関ほど審査基準は厳しいみたいです…。
だからといって金利の高さだけで住宅ローンを絞ってしまうと、審査に落ちてしまったということになりかねないので、審査の通りやすさも考えながら住宅ローンを選ぶ必要があります。


 

結局どっちのローンがお得なの??



上記で述べたように、フラット35と民間ローンにはそれぞれメリット・デメリットがあります。

どちらがお得かは人によって変わってきます。選び方によっては総支払額が数十万円変わってくることも。

まずは、自分たちが建てようとしている住宅は本当に自分たちに適した金額でしょうか?今一度確認しましょう。

 

まとめ

住宅ローンの支払いは多くの方が35年支払いでローンを組むと思います。
将来のことを考えると、こどもの教育費や車の購入、病気のときのための治療費など…
いつどんなことで出費があるかなんて分からないですよね。
そういった将来のことを踏まえて、住宅ローンは慎重に選びましょう!!
いえとち本舗東広島店ではそういったご相談もお待ちしております♪

 

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