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建物・家づくり
失敗しない!リビング照明の選び方~おしゃれな実例紹介~
家族が集まるリビング。
テレビを見たり、食事を取ったり、勉強をしたり、くつろいだり…。
リビングでの過ごし方は様々だと思いますが、みなさんはリビングにどんな照明をつけていますか?
リビングはお客様を通すことも多い空間。
おしゃれなインテリアを飾ってもシンプルな照明ひとつじゃ、もったいないです!
より快適におしゃれになるように、リビング照明をチェンジしてみませんか♪
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1. 照明を購入する前に知っておこう!ー 3つの電球の違い
ー 照明の種類
ー 光の種類
ー 「ワット(W)」と「ルーメン(lm)」の違い
2. 照明の取り付け方
3. 照明を工夫してリビングをおしゃれな空間に
ー シーリングライト
ー ペンダントライト
ー 上級者テクニック
4. おしゃれな照明どこで買えるの?
5. まとめ
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照明を購入する前に知っておこう!
さぁ、リビングをおしゃれな照明に変えるぞー!
とその前に、ある程度照明の知識を身に付けましょう。
というのも、私自身、照明の購入に失敗したことがあるんです…。
インターネットで寝室用におしゃれで安い照明を見つけて購入。
いざ取り付けると、明るすぎる…!!!
暗いよりはマシかもなんて思いましたが、目がチカチカしてしまうほどでした(笑)
失敗の原因は部屋の広さを考えず、照明のデザインだけで買ってしまったこと!!
寝室の照明だったので、リビングのような明るさは必要なかったんですね。
寝室なら睡眠をとるため、リビングならくつろぐため。
といったように、照明はその部屋をどう使うか目的に応じて選ぶのがおすすめです!
3つの電球の違い
まずは3つの電球の違いについて知っておきましょう!
今ではもうLED電球を使用するのが主流になってきてますね。
LED電球が出てくるまでは、一般家庭では蛍光灯や白熱球を使っていたんです。
ではこの3つの電球の違いはなんでしょう??
電球の種類によって部屋の印象が大きく変わってくるので、それぞれの特徴を紹介しますよ~☆
■白熱球
白熱球はオレンジ色の暖かい光が特徴。
その光はキャンドルのようにホッと心を癒してくれるので、温かみのある部屋にしてくれます。
電球自体の値段はリーズナブルなのですが、他の2種類に比べて電気代が高いのがデメリット。
「フィラメント電球」とも呼ばれていて、あのエジソンが発明した電球です☆
■蛍光灯
蛍光灯の1番の特徴と言えば、省エネ性。
3つの電球の中で最も電気代が安いんです。
長時間電気を使うリビングなどに使用するのがおすすめ。
光の色や形状、明るさなど種類も豊富です。
■LED
LEDは電球の寿命が最も長いのが特徴。
電球自体の値段は白熱球の10~20倍はしますが、長い目で見るとLEDの方がお得です。
一度設置すれば電球をしばらく取り換える必要がないのもいいですね。
色も様々な種類があります♪
3つの電球の特徴を簡単にまとめると、
・電気代が最も安いのは蛍光灯
・電球の寿命が最も長いのはLED
・光の色を選べるのは蛍光灯、LED
それぞれの特徴を知ったうえで好みの電球を選んでくださいね♪
照明の種類
次に照明の種類について知りましょう!
照明にもいろんな種類があります。
今回はリビングに合った照明を紹介しますね♪
リビングには、
・シーリングライト
・ペンダントライト
・ダウンライト
この3種類が一般的かつおすすめです。
名前は聞いたことあるけれど、それぞれがどんな照明なのか分からない方も多いのでは?
■シーリングライト
家庭で1番使われている照明。
直接天井に取り付けるタイプです。
ホームセンターでも売ってますね。
シーリングライトは光を効率よく分散するので、1台で部屋全体を均一に明るくしてくれます。
■ペンダントライト
ペンダントライトは天上から吊るすタイプの照明。
ダイニングテーブルの上にペンダントライトを設置したら、料理がおいしそうに見える効果が得られます♪
シーリングライトのように広範囲ではなく、一部分を照らすのでペンダントライトを使うときはシーリングライトやダウンライトと併用するのがおすすめです。
■ダウンライト
ダウンライトは天井に埋め込んであるタイプの照明。
天井に出っ張りが出ないので部屋をすっきり見せてくれます。
リビングのような広い部屋の場合は、シーリングライトの補助で設置することもあります。
光の種類
次に光の種類について知りましょう。
光の種類…??
とハテナが浮かんではいませんか?(笑)
例えば、学校や職場やスーパーは電球の色が白くて、ホテルやレストランや飲食店では光の色がオレンジ色のイメージじゃないですか??
というように光の色を場所や用途に合わせて選んだ方が、より快適な空間になるのです。
光の種類は白色とオレンジ色だけではないんですよ~。
実は光の色は、
「電球色」「温白色」「白色」「昼白色」「昼光色」の5種類あるんです。
「この色が落ち着くなぁ」と好みの色がある人もいるかもしれないですね!
反対に、「5種類もあったら選ぶのがさらに大変じゃない!」
と思われた方もいるかもしれませんが、安心してください。
それぞれの光の色に合った空間が決まっているんです。
■電球色
オレンジ色の温かみのある色です。
明るさを抑えた落ち着きのある色で、リラックスする空間向き。
料理をおいしく見せる色でもあるので、ダイニングの照明として使うのがおすすめ!
<おすすめの場所:リビング、ダイニング、寝室、和室>
■温白色
電球色より少し白色に近い色です。
自然な明るさに落ち着いた雰囲気も得られるので、こちらもリックスする空間におすすめ。
<おすすめの場所:リビング、トイレ、脱衣所>
■白色
名前の通り白色です。
勉強や作業をする空間に向いています。
ただ昼白色に比べると少し暗さを感じるかも知れません。
<おすすめの場所:洋室、子供部屋>
■昼白色
昼白色は太陽の明るさに近くて、最も自然な色です。
どんな部屋にも合います☆
服を選ぶ部屋やお化粧をする部屋に昼白色を選べば、外に出たときに思ってた色と違うなんて失敗もないですよ(笑)
<おすすめの場所:リビング、洋室、脱衣所、子供部屋>
■昼光色
白色ですが青みがかった、1番明るい色です。
細かい部分が見えやすいので、仕事をする部屋や作業をする部屋に向いていますが、
明るさが強く目が疲れやすい色でもあるのでご注意。
長時間作業をする部屋には昼白色の方がおすすめです。
<おすすめの場所:仕事部屋、作業スペース>
「ワット(W)」と「ルーメン(lm)」の違い
照明を買うときにもう一つ知っておいてほしいことがあります!
みなさん「ワット(W)」という単位は聞いたことありますよね??
実はこれ、明るさを表す単位じゃなくて消費電力を表す単位だってことは知ってました?
つまり照明器具がどれくらい電気を使用したか、電気の使用量を表しているんです。
ワット(W)の数値が大きいほど明るいって思ってませんでしたか?
でも「ワット数が大きいほど明るい」は間違いではないんです!
ん?どういうこと??
とまたまた頭にハテナが浮かんでしまいますね。
説明するとですね、
ワット数が高いほど消費電力は大きくなります。
消費電力が大きければ大きいほど電球は明るくなります。
だから本来「ワット(W)」は明るさを表す単位ではないのに、白熱電球では「ワット(W)」が明るさの基準として使われてきたんですね。
ややこしいですが「ワット数=明るさ」と思われがちなんですが、実際の意味はちょっと違うんですね。
ではでは、「ルーメン(㏐)」という単位は聞いたことありますか?
「ルーメン(㏐)」はLEDの明るさを表す単位です。
数値が大きいほどそれだけ明るくなります。
もう少し詳しく説明すると、1秒間に照明から放射される光の量を表しています。
ところで、白熱電球では「ワット(W)」を使って、LEDでは「ルーメン(lm)」を使うってややこしいですよね。
なんでわざわざ別々の単位にしたのか?って思いませんか?
実はLEDにも「○W相当」というようにワット数は書いてはあるんですが、白熱電球と同じワット数のものを選んだのに、実際に付けてみたら暗いと感じる人が多かったようなんです。
それでLEDは別に「ルーメン(㏐)」を表示するようになったんですね。
ただ「ワット=ルーメン」ではないし、「〇W相当」をあてにしたら暗く感じてしまうということは、白熱電球からLED電球に変えたいとき、どれを選べばいいのかとっても難しいですよね。
そこで、日本照明工業会が定めた、部屋の広さに応じてどれくらいのルーメンの大きさを選べばいいのか分かりやすくまとめられた表があるのです!
こちらをぜひ参考にしてみてください♪
■LEDシーリングライトの適用畳数の表示基準↓
ペンダントライトだったら、シーリングライトの数値より10%くらい少ない明るさで十分です。
ここで注意したいのが、照明のデザイン。
デザインによっては明るさが分散され暗く感じたり、逆に明るさが一方向に集中することで明るくなりすぎることもあるので、照明を付けた時の部屋全体のイメージが大切です。
照明の取り付け方
照明の取り付け方は意外に簡単にできちゃいます☆
ただ高い場所での作業になるので十分に注意して作業しましょう!
照明を購入する前に確認しておかなければならないのが、配線方法。
配線方法は次の2つがあります。
①天井から出ている電気配線と直接照明器具を配線し、天井に直付けする「直結」タイプ
②電気配線をシーリングに配線し天井に取り付け、そこに照明器具のプラグを引っ掛けて取り付ける「引っ掛け」タイプ
①の直結タイプであれば天井から長い電気配線のコードが出ていて、②の引っ掛けタイプであれば器具のようなものが天井に取り付けてあるので違いは一目瞭然です!
①の直結タイプの場合、自分で照明を取り付けることはできません!
天上から出ている電気配線のコードと照明の電気配線を繋ぐ工事が必要なので、電気工事の資格を持った業者の方にお願いしましょう。
②の引っ掛けタイプの場合は自分でできます☆
天井に付いているシーリングには角型や丸型などいくつか種類はありますが、どんな形状でも取り付け方は同じです。
具体的な取り付け方法は次の動画を参考にしてみてください♪
照明を工夫してリビングをおしゃれな空間に
シーリングライトとペンダントライトはいろんなデザインのものがあるので、ぜひ参考にしてください♪
シーリングライト
空気を循環させるファンと照明が一体となったシーリングライトです!
吹き抜けリビングには特におすすめ。
とても存在感があり、男性にも好まれるデザインではないでしょうか。
ペンダントライト
こちらはルイスポールセンというデンマーク生まれの照明ブランドの名作です。
北欧風のインテリアにおすすめで、この照明ひとつでリビングの雰囲気が変わります!
カラーバリエーションも豊富です♪
ペンダントライトはダイニングテーブル上に持ってくるのがおすすめですが、もちろんリビングに付けてもOK!
ただ、シーリングライトと違って照明の明るさの範囲が狭まることが多いので補助照明を一緒に設置することをおすすめします。
上級者テクニック
シーリングライトやペンダントライトだけでなく、プラスαするとより空間をおしゃれにしてくれる照明があるんです☆
周りとグンと差をつけたい方はぜひ挑戦してみてください♪
■スタンドライト
ソファ横にスタンドライト、サイドテーブルにもデスクライトを置いています。
置くだけでインテリアとして空間をおしゃれにしてくれますね。
■間接照明
こちらも新築やリフォームで照明を検討中の方におすすめ!
テレビの後ろに間接照明を付けています。
間接照明があるだけでホテルのような高級感が演出できますよ☆
おしゃれな照明はどこで買えばいいの?
比較的リーズナブルな価格で照明を購入するならネットがおすすめ!
下記のサイトで実際に私もおしゃれなリビング照明を買って、とってもよかったです!
モダンデコ公式|インテリア家具・デザイン家電の総合通販
ネットなら予算内で楽におしゃれな照明を見つけられます♪
でも実際に届いてみたら、思ってたものと違う!ってことがあるのがネット購入の怖さ(笑)
ちゃんと目で見て買いたい!って人は、広島市内におすすめのインテリア雑貨店におしゃれな照明があるので、ぜひ行ってみてください♪
↓おすすめインテリアのお店↓
インテリア雑貨店の店員さんにお部屋のイメージなどを伝えてアドバイスをもらえば、より素敵な照明選びが出来そうですね☆
まとめ
照明はそれひとつで空間の印象を大きく変えてくれるインテリアです。
明るさや光の種類など、照明の知識を持っておくことでより快適な空間づくりになるので、ぜひ参考にしてくださいね♪