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浄化槽の話

お久しぶりです。
施工管理の石崎です。
先週末とは全く違って、今週はかなり暖かくなってきて、
随分過ごしやすくなりましたね。
こんな時は体調を崩しやすいのでお気を付け下さい。

さて今日の話は、新築に入られると生活が少し変わると思います。
例えば給湯器。
例えば下水処理の事。
今回は下水にスポットを当ててみたいと思います。

賃貸の場合、ほぼ公共の下水に繋がっていたと思いますが、
新居に来たら浄化槽になってしまった…
と言うお宅もかなりいらっしゃるかと思います。

キッチンやトイレを使う上では使い勝手にさほど気を使う事が無いように見えますが、ここに大きな落とし穴が!

特にキッチンでは毎日多少なりとも油を流す事になっているかと思います。
天ぷら後の油をそのまま流す方は先ずいらっしゃらないと思いますが、
目玉焼きなどの後のフライパンはどうでしょう?
そのまま洗剤のスポンジでゴシゴシ…

実は私もそうなんですが、やっちゃいますよね…
実はこれが浄化槽では大きな問題になる事もあるのです。
浄化槽は熱帯魚の水槽にあるフィルターと同じで、バクテリアを使った生物分解濾過と言う方式で、汚物や有機物を自然分解して水となって排水しているので、油やトイレットペーパー等の物は分解することが出来ません。
且つ、入居後直ぐはまだバクテリアが活性しておらず分解速度も大変遅いため、
浄化槽詰まりと言う現象になってしまいます。

浄化槽詰まりになりかけると、
①浄化槽周辺での臭いが気になりだします。
②トイレやお風呂の排水が流れ悪くなりませす。

そして最終的には…
トイレやお風呂からの汚物の逆流…(*_*)

実際に②迄になったお宅もあります。
因みにこのお宅では、極力、油を流さないようにフライパンも
クッキングシートで綺麗に拭き取っていたそうです。

状況が分からないと、奥様方は「欠陥住宅か!」と、
パニックになっちゃいますよね。

下水でも、最近のトイレは節水型になっていますので、
トイレットペーパーや洗浄シートの流し過ぎでトイレも
詰まりやすくなってしまっています。
勿論、シート類も分してくれません。

この様な事にならないように…
①キッチンの油排水はは極力少なくする。
②炒め物や、焼き物の焦げ等も極力拭き取り(冷えて固まった物は少し温めると取れ易い)生ゴミとして処理する。
③トイレで使うシート類(ペーパー含む)もなるべくウォシュレットを活用して少なくする。

新居に入られて直ぐは、なかなか生活習慣は変え悪いですが、
そう言ったトラブルを起こさないように、
また、そうなっても慌てないように覚えていて貰えたらと思います。

浄化槽のお宅で、上記の様な症状が感じられたら、
迷わず契約されてる浄化槽保守業者にお電話か、
いえとち本舗アフターか担当工務にご一報下さい!

次回はエコキュートのお話を…☺️

それでは新居での楽しいニューライフを‼️